VS. 大手ホテル会社 ~虚無の中篇~
前回までのあらすじ:お金が返ってこない。
兎にも角にもホテル側に連絡がつかない。
困り果てた僕はクレジットカード会社に連絡をした。
僕→ホテル←クレジット会社
という構図で両面焼きのハムエッグ状態にしてやろうという作戦だ。
早速クレジット会社に電話をした。
音声ガイダンス「音声案内に従いボタンをプッシュしてください。For English, press #」
この戦いが長期戦になるであろうという予想の元、体力温存の為・・・
僕は#ボタンは押さなかった。
受付「どういったご用件でしょうか?」
僕「かくかくしかじか」
受付「承知いたしました、すぐに調査いたします。」
ほっ・・・これでなんとか解決かな・・・
受付「調査に最大90日程度かかりますのでご了承ください」
え・・・長っ・・・
長期戦を予想した僕といえどこれは思っていたよりもはるかに長い。
僕「わ、分かりました・・・宜しくお願い致します。」
一旦電話を切り、すぐさま今度はホテルへ電話を掛ける。
僕「金返せ」
ホテル「状況を確認します、少々お待ちください」
イライライライラ・・・
ホテル「確認しましたところ、こちら側でも状況を完全に把握していまして、現在担当マネージャーが処理を行っている最中との事です。」
僕「ほ、本当ですか!?」
ホテル「ええ、来週頃には反映されると思います。」
僕「ああ、よかったです。。ではまた来週確認してみます。」
いやー、本当に良かった。本当に。1,500ドルは大きいですからね。
さぁて、返ってきた1500ドルで何買おうかなー♪
一週間後
約束の一週間。
僕恐る恐る口座を確認した。
おー、入ってる入ってる!
750ドル。
・・・え?
残りの750ドルは・・・?
つづく