しがない駐在員の日報(LA編)

駐在員とはなんたるかを綴ったドキュメンタリー的なブログです。

VS. 大手ホテル会社 ~憤怒の前篇~

毎月のルーティンの一つとしてクレジットカードの明細チェックというのをしているんですよ。

 

 

アメリカでは良く分からない請求が来ているなんて事はままあるみたいで、例えば行った事ないガソリンスタンドからガソリン代を請求されてたりとか。なんかそういうのはあるらしいんですよ。

 

 

僕はそういうのに引っかかったことは今までなかったんですよ。

 

 

そう、ついこの間まで・・・ね。

 

 

 

いつものように明細チェックを行っていたらね、ありました。

 

 

計1,500ドル強。

 

 

というのもどういう感じできていたかというと、

 

10/30 $100       HOTEL A

10/30 $100       HOTEL A

11/2   $300       HOTEL A

11/2   $300       HOTEL A

11/2   $300       HOTEL A

11/2   $300       HOTEL A

 

 

まぁ、金額はそれぞれもう少し高かったんですけどこんな感じ。まったく同じホテルから、しかも同じ日のチェックインで複数の請求。

 

 

 

まぁ、意味が分からないですよね。

 

 

 

それでこのホテルを詳しく調べたんですよ。

 

 

 

 

そしたらこれねー、ちょっとあれなんですよね。。

 

 

 

僕が以前出張で取ろうとして取れなかったホテルだったんです・・・。

 

 

 

 

~回想~

 

 

 

僕「もしもし、ホテルの予約を取りたいんですけど」

 

 

受付「はい、いつからいつでしょう?」

 

 

僕「10月30日から一週間でお願いします。」

 

 

受付「はい、承りましたー。」

 

 

一時間後。

 

 

上司「宿泊の日程ちょっとずらして」

 

 

僕「わかりました」

 

 

僕「あ、もしもし?予約の日を変えたいんですけど。」

 

 

受付「・・・すみません、お客様の予約内容が確認できません。」

 

 

僕「え、本当ですか?じゃあ予約しなおします」

 

 

受付「すみません、その日程はもうすでに満室のようです。。。」

 

 

僕「そうですか・・・。え?本当に予約ないんですよね?後から請求されても僕絶対に払わないですよ?」

 

 

受付「ええ、予約がありませんので」

 

 

僕「そうですか・・・いいですか、絶対に・・・絶対に払わないですからね?じゃあ他の所を探します。」

 

 

受付「ええ、予約がありませんので(怒り気味)」

 

 

 

 

 

って言ってたのにいいいいいいいぃぃぃ!!!おいいいいいいいぃぃぃぃ!!!

 

 

アメリカの同僚に「お前怒ったことあるのか?」って言われた僕ですけど、これには思わず激昂。

 

 

もうすぐさま、電光石火でお客様相談室に電話しました。

 

 

 

僕「もしもし、あの、かくかくしかじかで・・・」

 

 

客相「すぐに確認します。少々お待ちください」

 

 

5分間保留

 

 

僕「(イライラ・・・)」

 

 

客相「うーん、ちょっと見当たらないですね・・・。予約番号等は無いですか?」

 

 

僕「いや、無いです。予約できなかったんですから。」

 

 

客相「うーん、私の方ではこれ以上は何もわかりません。一度宿泊されたホテルに電話して頂けますか?」

 

 

僕「はい(イラッ)」

 

 

客相「あ、お待ちください!!今実はキャンペーン中でして、ご宿泊いただきますと抽選で特別なプレゼントg・・・」

 

 

ガチャッ

 

 

いや、その営業魂というか、根性というか、ハートの強さというか。どうなってるんだと。

 

 

そんなこんなですぐにホテルに電話。

 

 

待つこと10分。

 

 

誰も出ない。

 

 

再度怒りの電話をお客様相談室にかける。

 

 

 

僕「ちょっと、全然解決しないんですけど!」

 

 

客相「うーん、分かりそうな部署がもう本日は閉まってますので明日再度かけてもらえますか?」

 

 

僕「はい(イラッ)」

 

 

客相「あ、お待ちください!!今実はキャンp・・・」

 

 

ガチャッ

 

 

~翌日~

 

 

 

出勤後、いの一番でホテルに電話を掛ける。

 

 

僕「かくかくしかじかで・・・」

 

 

ホテル「うーん、予約した形跡はないですね。」

 

 

僕「いやいやいやいや、でも確かに僕のところに請求きてますよ。」

 

 

ホテル「うーん、私じゃあわかりません。」

 

 

僕「もういいです。」

 

 

ガチャッ

 

 

 

すぐに昨日教えてもらった別の部署とやらに電話。

 

 

僕「かくかくしかじかで・・・」

 

 

別部「ちょっとお調べしますねー・・・ああ、はいはい!分かりました!」

 

 

僕「なんでしたか!?」

 

 

別部「お名前の綴りが間違ってますねー。」

 

 

僕「ああ、それで検索に引っかからなかったんですねー。じゃあ原因もわかったんでお金返してください。」

 

 

別部「うーん、私じゃあ何もできないので、上司に対応してもらいます。その上司は今不在ですので、48時間以内にお電話しますねー。」

 

 

 

ガチャ・・・

 

 

 

・・・まぁ、何はともあれ解決するんだったらいいか。。

 

 

 

~48時間後~

 

 

 

 

 

うーん、連絡こないなぁ・・・

 

 

 

 

 

~120時間後~

 

 

 

おま、ふざけんな!!え、上司精神と時の部屋で修行でもしてんの???

 

 

メールすらよこしてこない。

 

 

僕は何度目か分からない怒りの電話をかけた。

 

 

 

電話「現在オペレーターにつないでおります。しばらくお待ちください・・・」

 

 

 

~30分後~

 

 

 

電話「現在オペレーターにつないでおります。しばらくお待ち・・・」

 

 

 

ガチャ・・・

 

 

 

悲しくなったので電話を切る僕。

 

 

 

僕のお金は本当に返ってくるのだろうか・・・ちなみにこれを書いている今もなおお金は返ってきていない・・・

 

 

つづく