【食レポ】 山頭火 アーバイン店
どうも皆さん!ご存じのとおり神の舌を持ってるような気がしなくもないといわれていたらいいな~っていう僕なんですけれでも、まぁ、今だなおホテル暮らしを強いられている僕は自分で料理をすることができず、アメリカ人の作るグダグダな料理を食べざるを得ない状況なんですけどね。
もうちょっといい加減きつくなってきて。あーなんかもう普通に日本のもの食べたいなぁと思って。
で、自分の好きな食べ物なんだったかなーと思い返してみたらラーメンだったわけですよ。
いや、アメリカでラーメンは食べられないだろう…と思って検索してみたらね。出るっていうね。
しかも結構出るんですね。で、その中からなんか聞いたことがある山頭火のアーバイン店にちょっと行ってみようとなったのでせっかくなので食レポします。
↓お店のURL
まず皆様山頭火ってご存知ですか?僕はね、実は日本にいた時から知っていたんですよ。
恐らくラーメンに詳しくない方も聞いたことがあるのではないでしょうか?そう、なぜならセブンイレブンにカップめんが売っているからです。
これです。
僕も何を隠そうこれでしか知らないです。実際のお店には行ったことありません。
北海道の旭川が本店らしいのですが、現在では国内で21店、海外でもアメリカをはじめカナダやシンガポールなど全部で32店あります。
え?海外店舗大過ぎ・・・?
豚骨スープがベースの「しおラーメン」がこのお店のベーシックなラーメンです。クリーミーで飲みやすいスープ。そのスープが程よくからみつくややちぢれた麺。そして食感や味の変化を楽しむため、きくらげや小梅が添えられたラーメンとなっていて、最後まで飽きない工夫がなされたラーメンです。(カップめんを食べた感想)
さて、前情報はこんな感じです。では果たしてアメリカの山頭火はどうなのでしょうか・・・?
ホテルから車で高速道路を走らせて30分。アジア系のお店を数多く抱えるヘリテイジプラザというショッピングモールに入ります。
全品1.5$!と書かれたDAISOを「うわっ、たっか・・・!」と思いながら横切り、日本の食品を扱うMITSUWAと言うお店に入店。
このお店のフードコート的なコーナーに店舗を構えているのです。
お店はこんな感じ。(お店のHPから引用。実際は激混み)
3,4組が並んでいたのでその後ろに並び、列に並んでる間にガラスケースに入ったメニューに目を通します。
ラーメン各種が$10.99、チャーシューメン、大盛りはそれぞれプラス$1です。
その他ちいさな丼ものなどのサイドメニュー、セットメニューなどがいくつかあります。
僕はオーソドックスなしおラーメン(プラスチャーシュー)と、単品で鮭いくら丼を頼みました。
おお、普通にラーメン。さてお味の方は・・・?
まずはスープを蓮華にとり、すすります。
・・・!なるほど、実にクリーミーで飲みやすいスープ。癖がなく、いつまでも飲んでいられるような優しい味がします。例えば、公園にある水飲み場からこのスープが出続けても飲んでいられると思います。
また、アメリカでは禁じ手とされるスープや麺をすするという行為ですが、ここはラーメン屋。大胆にすすることで日本ではまた味わえない背徳感という名のスパイスが加わり、この優しいスープに独特の深みを与えてくれます。
そしてこのスープを程よくからめとってくれる麺。スープ同様にするすると口に、そしておなかに入っていきます。
これだけするすると入っていくと飽きるのでは?と思われるかもしれませんが、途中きくらげで食感を変えて楽しむことが出来ますし、小梅で一瞬味の切り替えを行い、再度麺とスープを新たな気持ちで迎えることが出来ます。
また、鮭いくら丼ですが、しゃけの塩っけ、いくらのうまみの爆弾、ご飯の暖かさがそれぞれ違った特徴を持つにも関わらずケンカせずうまく調合し、カリフォルニアにいながらまさかの北海道を感じることが出来ました。(横にROYCEのお店があったからではないと思います。)
【総評】
★★★☆☆
普通に美味しかったです。カリフォルニアで食べられると考えれば及第点。日本で食べたら「うーん…気が向いたらまた行ってもいいかな…?」くらい。良くも悪くもセブンイレブンのカップめんとの違いがあまり感じられなかった。というか逆にそこまで再現できている日清さんに脱帽。
色々と出歩くついでにどんどんとラーメン屋開拓していきます。